海外ATMで簡単に現地通貨を引き出せる国際キャッシュカードとして、新生銀行のキャッシュカードは旅行好きの間でとても人気でした。ところが2018年12月をもって海外ATM引き出しのサービスが終了。
今回は新生銀行に代わって、お得に現地通貨を引き出す方法をご紹介していきたいと思います。
新生銀行の海外ATM引き出しサービス終了
以下は新生銀行の公式サイトからの引用です。
キャッシュカードによる海外ATMでの出金取引および残高照会のお取り扱いを終了いたします。2018年12月8日(土)以降は海外ATMでの引き出しはできなくなりますのでご注意ください。
なお、インターナショナルキャッシュサービス機能付きのキャッシュカードの新規発行および再発行は、2018年10月19日(金)をもって終了させていただきました。
このため、2018年10月20日(土)以降に発行されたキャッシュカードは、海外ATMではご利用いただけません。国内ATMのご利用のみとなります。
引用:https://www.shinseibank.com/info/news180606_atm_kaigai.html
この発表は旅行好きの間で話題になりました。
みなさーん!!!!12月8日から新生銀行国際キャッシュカードの海外利用サービスが終了していますよー!!
一時期は世界一周旅行者のほとんどが使っていたと言っても過言ではない新生銀行。年末に海外旅行に行く予定の方は気をつけて!!! pic.twitter.com/Rf2vg1MYk0— TABIJO@旅美女会 (@tabijokai) 2018年12月9日
私もオーストラリアワーホリの頃からこのカードにはお世話になっていたのでとてもショックでした。
現金での両替よりもはるかにレートが良く、一番安全な方法だったので・・・。
しかしこうなったら代用となるカードを探すしかありません。
新生銀行では『GAICA』という代わりのプリペイドカードを発行していようですが、チャージをしなければならないのは少し面倒くさいです。
カードを選ぶ上で必須の条件
新生銀行国際キャッシュカードの代わりを探す上で、外せない条件が以下3つです。
- 海外キャッシングができるもの。
- 年会費無料等、維持費がかからないもの。
- 利用手数料は新生銀行と同じかそれより安いもの。
従来のカードで出来ていた事は、代わりのカードでも当たり前であってほしいですね。
以上の条件で探した結果、希望の条件をクリアするだけでなく、+αでお得なカードがありました。
そのカードがこちら↓↓↓
エポスカードの海外キャッシングがお得!
- 年会費永年無料。
- 海外の「VISA」「PLUS」マークのあるATMでキャッシングが可能。
- 利用手数料は新生銀行よりもお得。※後ほど解説します。
- 海外旅行保険が補償の手厚さはナンバーワン!
それでは、新生銀行の機能を引きついている新しいプリペイドカード「GAICA」と比較しながら解説していきたいと思います。
エポスカードが新生銀行のGAICAよりもお得
海外キャッシングをする上で、一番気になるのは手数料です。
ここでは、ATM手数料、為替手数料、利息の3点を比較していきたいと思います。
【エポスカード】 | 【GAICA】 | |
ATM手数料 | 200円(税別)※1 | 無料 |
為替手数料 | 無料 | 4%(チャージ手数料3.5%) |
利息 | 年率18% | なし |
※1.10万円以上の引き出しで100円(税別)。
よほど頻繁に引き出さないかぎりそこまで大きな数字ではありません。
GAICAカードの場合、以下の手数料が発生します。
・「使用毎」に、引き出し額4%の為替手数料。
・「チャージ毎」に、チャージ金額の3.5%がチャージ手数料。
【例】3万円のチャージをして、1万円分を海外で引き出した場合・・・
チャージ手数料1,050円+為替手数料400円=1,450円が手数料の合計です。
一方エポスカードは為替手数料が無料。この差は大きいですね。
エポスカードはクレジットカードなので、キャッシングの利息が発生します。
例えば1万円借りて30日後の引き落としで返済する場合、年率は18%なので150円の利息になります。
しかしエポスカードの場合は繰り上げ返済が可能。
キャッシング後すぐに電話返済、または「ペイジー」というネット返済を利用することで、実質利息をゼロにすることが可能です。
旅行好きにうれしい!海外旅行保険付き
今回はキャッシングについての解説記事なのであまり細かくは書きませんが、エポスカードはクレカ海外旅行保険の中では補償の手圧さナンバーワンです。
クレジットカードに付帯される保険は大きく分けて2種類あります。
- 自動付帯…カードを持っているだけで保険が付帯されるタイプ。
- 利用付帯…出国前または現地にて、カードで旅行費を支払った場合付帯されるタイプ。
エポスカードの場合は自動付帯なので、保険のためにわざわざクレジット決済をしなくて済みます。
疾病治療費や携行品補償額も他のクレジットカード付帯のものと比べると手厚いのが特徴。
※適用期間は日本を出国してから3か月間なので、超える場合は別の保険を検討しましょう。
【結論】海外で現金を引き出すならエポスカード
今回は新生銀行国際キャッシュカードの代わりという視点でエポスカードを取り上げましたが、
- 年会費永年無料
- 手数料は、ATM手数料200円+利息(実質ゼロ)だけ。
- 海外旅行保険自動付帯。
↑この要点に絞っても、もっと早く作っておいても良かったもしれません。
また、貯まったポイントをマイルに変換可、空港のラウンジサービス等、受けれる特典・優待も多いのもおすすめです。
他のカードと比べて審査も通りやすく、最短即日発行できるので海外旅行までに作っておきたいですね。