アメリカ横断 キャンピングカーの追加料金を少しでも安く抑える方法

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Nanako
アメリカ横断を計画中の方、こんにちは!Nanakoです。

アメリカ横断の下調べ、わくわくしますよね♪
今回は「さて、キャンピングカーを予約するぞ」という方に向けた記事です。

限られた予算で横断する場合、キャンピングカーのレンタル代は気になりますよね。しかし、返却時の追加料金はついつい見落とされがちです。

私たちはキャンピングカーを4人で19泊レンタルしました。
当初は私なりに調べ、格安でキャンピングカーを借りられたつもりでしたが、返却時になんと約9万円の追加料金が発生しまったのです。。。

今回は私の反省点も踏まえ、キャンピングカーの返却時にいったいどのくらいの追加料金が取られるのか?また、なるべく追加料金を安く抑える方法をお伝えしていきます。

こんな人に読んでほしい
  • アメリカ横断でキャンピングカーをレンタルしたい。
  • キャンピングカーの追加費用をなるべく抑えたい。
  • 追加料金って何に対して発生するの?
  • で、結局トータルいくらするねん!

キャンピングカーの追加料金って?

キャンピングカーにかかるお金はレンタル代だけではありません。返却する際に少なからず追加料金というものが発生します。

追加料金の対象となる項目は主に以下があります。

  • ジェネレーター使用料
  • プロパンガスの満タン返し忘れ
  • ガソリン満タン返し忘れ
  • オイル交換のし忘れ
  • キャンピングカー内のクリーニング代
  • キャンピングカーの破損、故障(保険未加入の場合)
  • 走行距離代金

※レンタル会社やキャンペーンによって、無料になる部分もあります。

Nanako
キャンピングカーを契約する際にこれらの項目の有無をまず確認しておくといいです!

キャンピングカーの追加料金を抑えるポイント

上記に挙げた項目は、工夫次第で安く抑えることができます。

ジェネレーター使用料金

殆どのキャンピングカーはジェネレーター(発電機)が備えられています。居室部分のエアコンや電灯、電子レンジなどを使う場合にこのジェネレーターを稼働させる必要があります。
そしてこのジェネレーター使用料は、室内にメーターがついているので常にチェックできるようになっています。(単位は「時間」。)

ジェネレーターに発生する料金は、レンタル時に「1時間あたりいくら」と教えて貰えます。
例えば「1時間3ドル」とあれば、7時間使えば21ドルになります。

エアコンや電気を使うとお金がかかるなんて…そんなんじゃ夏や冬はとても高くつくじゃないかい!

と思う方もいるでしょう。ご安心下さい!

キャンピングカーごと停泊できるキャンプ施設(以下「RVパーク」)がアメリカ全土にあります。

Nanako
私たちも2日に1回のペースでこのRVパークに泊まりました。

そしてどこのRVパークでも電気を給電できるようになっています。(給電は無料)
給電中はジェネレーターを稼働させなくても電気を使う事ができるので、気兼ねなくエアコンなどを使うことができます。

走行中は基本的に窓を開けるようにし、どうしても我慢できない時だけエアコンを使うようにすれば、殆どジェネレーターを稼働させずに済みます。

余談ですが、私たちは横断5日目あたりまでジェネレーター料金のことをあまり理解しておらず、RVパークで給電しながらもジェネレーターを稼働していました。笑
オーナーのおじさんに

何で君たちジェネレーター使ってるの?バカなの?笑

と思われていたに違いありません。笑

この痛恨のミスがなければジェネレーターの使用料はもっと抑えられたかもしれません。

※追記(2019/10/27)
レンタル会社によっては、ジェネレーターフリープランというオプションが用意されているようです。特にアリゾナ州やニューメキシコ州などの南部は夏になるとかなりの高温になるため、このオプションがあれば付けることをオススメします。

ジェネレーター料を抑えるポイント
  • 電気を使うときはなるべくRVパークで!
  • 走行中は窓を開けるなどしてエアコンを節約。
  • 夏場はジェネレーターフリープランを付けるべし!(追記)

補充&交換&排水を忘れるべからず

日本でレンタカーを借りる時も、「ガソリンの満タン返し」は必須のところが殆どですよね。

アメリカでキャンピングカーを返す時は、このガソリンに加え、

  • プロパンの満タン返し
  • エンジンオイルの交換
  • 排水処理

が必要です。怠ると通常自分で補充・交換するよりも高い追加料金が求められることがあります。

プロパンは料理や冷蔵庫内を冷やす時に必要なのでガソリン程ではありませんが、必ず補充が必要です。
私たちは3週間の横断中3回補充しました。プロパンの補充はRVパークで頼めばやってくれます。1回15ドルくらいです。

エンジンオイルは、5000マイル毎に交換しましょう。(大体レンタル時にそう言われます。)3週間の横断であれば1回で済みます。整備屋さんはそこら中にあるので見つけるのに苦労はしないでしょう。1回50ドル前後でやってもらえますよ♪

タンク内の排水処理も返却日の朝にRVパークでしっかりやっておきましょう!

 

RVパークでの排水の仕方についてはこちらの記事にあります↓

アメリカのRVパークはこうやって使おう! 予約方法から楽しみ方まで解説

 

気を付けたい4つはこれ
  • ガソリン満タン返し
  • プロパン満タン返し
  • エンジンオイル交換(5000マイル毎)
  • 排水タンクを空にする

室内の掃除とゴミ出し

アメリカ横断 キャンピングカーの追加料金を少しでも安く抑える方法

キャンピングカーレンタル時にもしっかり説明されますが、あまりに汚れが酷いと追加請求の対象になります。
アメリカ横断中は結構砂などが溜まりやすです。掃除用具が付いている事が殆どなので、掃き掃除と窓ガラスの掃除はやっておきましょう!ゴミも最終日のRVパークで処分しておくと楽です。

保険は全てマストで入ろう

長期間慣れない国で運転すると、大体何かがおきます。(これホント甘く見ないほうがいい)
万が一の事故や故障に備えられるように、必ず入れる保険には入っておきましょう!訴訟大国アメリカでも備えあれば憂なし。

ここで挙げる車両保険はオプションのものもありますが、多額の追加料金を避けたいなら絶対に全部入ったほうがいい保険ばかりです。

★Public Liability Insurance(損害賠償責任保険)

必ずマストで加入しなければならないのがこの保険。大体レンタル代に含まれていることが多いのですが、必ず確認しておきましょう。
この保険は貸出人の過失による対人対物事故の損害賠償金が最大100万ドルまで補償されます。

★Supplemental Liability Insurance(補足的損害賠償責任保険)

複数人で運転する場合は、必ず入るべき保険です。何故かというと、上記に挙げた「Public Liability Insurance」は貸出人にのみ適用される保険なので、契約者以外のドライバーが運転中に事故を起こした時は賠償金は補償されません。

この保険に入っていれば、レンタル時に申請したドライバー全員にも補償が適用されるので安心です。

★Premium VIP Coverage

この補償は、免責一ヵ所につき1,000ドルまで補償してもらえる車両保険です。例えば、

    • 相手ドライバーの過失による事故で、且つ相手が無保険だった場合のキャンピングーの破損
    • 窓ガラスやタイヤなどの破損
    • 盗難や火災
    • 破壊行為

などの修理代がカバーされます。

この補償もレンタル代金に含まれている事がありますが、もしそうでない場合は加入しましょう。
アメリカ横断中は悪路を走ることもあります。また季節によっては高温によって車両の一部が壊れることの頻繁にあります。

実際に私たちが横断した時も、横断3日目にして走行中車両のパッキン(?)みたいなものが外れてしまいました。

アメリカ横断 キャンピングカーの追加料金を少しでも安く抑える方法

セロハンテープで応急処置などをしても、風や熱ですぐ外れてしまうので為すすべなく・・・最後は再度ミラーに巻き付けて返却。笑
幸いにもPremium VIP Coverageに入っていた為、請求はありませんでした。

(おまけ)海外旅行保険も忘れずに!

今回はキャンピングカーの追加料金を抑えるための記事なので、詳しくは書きません。しかし上記の保険にはもしもの時の入院、治療費等は含まれません。必ず出発前に別途海外旅行保険に入っておきましょう!

走行距離オプションを付けるべし

私たちが「付けておけばよかった・・・」と一番後悔しているのがこのオプション。今回の横断で払った追加料金の中でこの項目が一番大きかったです。

アメリカのレンタカーは、レンタル代だけでなく走行距離に対してもお金が発生します。走行距離が果てしなく長くなる横断の旅なら、この「走行距離代」というのは無視できない存在です。

(例)1マイルに対して0.45ドルの走行距離代の場合…5500マイル走ると2,475ドルの追加料金。

これ、怖すぎませんか・・・・!?

この多額の追加料金を回避するためには以下2つのオプションがあります。いずれも殆どのレンタル会社に用意されているものなので、参考にしてみて下さい。

①想定される走行距離分の「500 Mile Package」を買っておく

アメリカ横断中に行くところがほぼ決まっている場合、大体の走行マイルを計算してみてください。(Googleマップのマイマップ機能で簡単にできます。)

そしてレンタル時に「500 Mile Package」がオプションとして用意されていれば、これを必要な分だけ追加することで、この走行距離代を割安で先払いすることができます。

例えば、算出した走行距離が5,000マイルなら「500 Mile Package」を10セット追加。
⇒5,000マイルは走らせても追加料金なし。

ということです。

「500 Mile Package」を買うのと、追加料金で払うのとではどのくらい違うの?

とお考えの方。えげつないくらい変わります!

私たちが横断した時の金額を参考にすると、

☑500 Mile Package…1パッケージ30ドル=1マイル0.06ドル

☑追加料としての走行距離代…1マイル0.45ドル

なんと7.5倍も金額に差があるんですね・・・。

もうこのオプションの大切さが分かりましたね。

②Unlimited mile package(走行距離無制限)を追加する

もう一つの方法がこの「Unlimited mile package」。横断中に行きたい場所がまだ未定の場合や変更の可能性がある場合、このオプションを選ぶことをおすすめします。

「Unlimited mile package」は文字通りどれだけ走っても追加料金が発生しません♪走行距離なんて気にせず旅をすることができます。

気になるオプション代金ですが、各社調べたところどれも平均20ドル/日くらい。レンタル期間が21泊だとすると、420ドルで走り放題です。
或いは、オプションとしてではなくもともとレンタル代「に「Unlimited Mile」が組み込まれている場合もあります。この場合は一見高く見えますが、トータルで考えた時に安く済むのでよく見てみましょう。

どちらか必ず追加しよう!
  • 走行距離が想定できるなら⇒500 Mile Package
  • 走行距離未定or変更するかも⇒Unlimited Mile Option

しつこいようですが、このオプションの有無で追加料金が何十万円と変わってきます!見落としは厳禁ですよ~!

まとめ

キャンピングカーのレンタル代をトータルでお得に借りたい場合は、今回ご紹介したオプション代金を念頭に置いてもう一度調べてみて下さい。
また、横断中のキャンピングカーの使い方、返却時前にしなければならない事などは忘れずに行うことで、ムダな追加請求を回避できます。

キャンピングカーをこれから借りる人にとって、少しでも参考になったなら幸いです♪

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