バーガーキングの駐車場で夜を明かした我々は、砂漠の街「マーファ」へと車を走らせました。
私達がマーファへ向かった理由はただ一つ。それは、砂漠の中にぽつんと佇むPrada Marfaをこの目にするため。
かなり楽しみにしていた場所でした!
アートの街 マーファ
マーファはテキサス州の西に位置する砂漠の街。
戦後には2000人を下回るほど廃れてしまいましたが、2005年にマーファのアーティストMichael ElmgreenとInger DragsetwasがこのPrada Marfaを作品として置いて以来、世界中から若いアーティストが集まるアートの街となったそう。
「ありそうにない砂漠の中のアートオアシス(An unlikely Art Oasis in a dessert town)」が現在の呼び名だとか。
Prada Marfaの中には本物のPradaのコレクションが飾られていて、中に入ることはできませんが、お店のショーウィンドウから展示物を見ることもできます。
そんな不思議なPrada Marfa、これが超遠い!
主要都市からかなり離れているため、Prada Marfaのためだけに訪れるのはアメリカ在住の人さえかなりハードルが高いでのす。
だからこそ、アメリカ横断者は是非Prada Marfaをルートに入れたほうがいいです。
マーファへ行く時の注意点
私達は、サンアントニオからマーファを経由してエルパソへ向かうルートで行きました。(アメリカ横断でマーファを訪れる人はだいたいこのルートが多いんじゃないでしょうか)
1時間に1回くらい小さな街を見かける程度でそれ以外はずっと荒野砂漠でした。
そこで気を付けたいのがガソリン。
特にPrada Marfaを挟むようにしてガソリンスタンドがある街をつなげると車で1時間半もの道のり。
余裕をもってガソリンは補給しておいたほうが良さそうです。
キャンピングカーの場合はさらに注意が必要
アメリカでキャンピングカーへ給油する場合、ガソリンは真ん中のExtra(89か90)を選びます。
この「Extra」という種類が、砂漠地帯だとなぜかないところが多いんです…!
実際私たちもガソリンがほとんどをそこを尽き、ガソリンスタンドにいってもExtraがなくてピンチに陥りました。(この時は運良く、通りすがりのトラック運転手さんにガソリンを分けてもらい難を逃れました。)
噂には聞いていたけど突然現れる Prada Marfa
広大な砂漠の道を走っていると、突然白い小さな建物が姿を現しました。
いきなりありました。あのPradaです。
空気を読んで写真に映り込まないような場所に駐車↓
すぐにでもPradaに近づいていろいろ見てみたいところでしたが、先に何組か撮影をしていたので順番待ちをすることに。(列は作らずに適当な順番)
順番待ち中の楽しみ方
実はPradaのすぐ横には線路があるのでスタンドバイミーごっこに最適です。
インスタグラマーを気取ってエモい写真を撮りまくりました。
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ちなみに、この線路はまだ使われており、たまに貨物列車が通ります。
Prada Marfaでいよいよ撮影大会
順番がまわってきました!
写真の撮り方は事前に考えておきましたが、私達の前のグループがPradaの前を歩くポーズに拘っていたのでとりあえずマネから!
いい・・・!
すごくいい・・・!!笑
ちなみに、外から見た現場がこちら↓笑
ブランドには今まで縁がない人生を歩んできた私ですが、精一杯かっこ付けました。笑
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Pradaは縁結びスポット
一通り撮影を終えたので、Marfa Pradaの裏側に行ってみると、そこには縁結びの聖地となっていました。
皆ここへ来た記念に付けていくんでしょうね。
アメリカ横断するならPrada Marfaは絶対に行くべし
Prada Marfa を撮影をしただけの日となりましたが、アメリカ横断を振り返ってもこの日の景色をはっきりと覚えているくらい印象的な場所でした。
何てったってこんな砂漠地帯にポツンと建つブランドショップなんて、世界中他にどこにもないですから。
それにPrada Marfaの写真は結構自慢になるかも!
【Prada Marfa】
- 住所:JF3J+9J バレンタイン, アメリカ合衆国 Texas
- 営業時間: 24h
- 公式サイト: https://www.ballroommarfa.org/archive/prada-marfa-an-explainer/