ワーホリ等でカナダで半年以上働いていると、そこそこお金が溜まってくる頃だと思います。
ところでその貯まったお金はどのように管理していますか?
TDやCIBC等の大手銀行のセービングアカウント(貯蓄口座)で貯金している人が大多数ではないでしょうか?。
実はもっとお得な金利で貯金できる銀行口座があるんです♪
それがコチラ!↓
【Tangerine】
先日私もここの銀行口座を開いてみたので、早速紹介していきたいと思います。
- ワーホリやワークビザで滞在中にお金を貯めたい。
- 帰国前にカナダの口座をに余ったお金を日本へ送金しようか迷っている。
- カナダドルを増やしたい。外貨預金を考えている。
- カナダの銀行の口座維持費が高いので別の銀行へ乗り換えを検討している。
Tangerineとは
2014年に始まったカナダのオンラインバンキングです。
もともとはオランダの大手オンライン銀行業務サービスでしたが、カナダの5大銀行”Scotiabank”の傘下として”Tangerine”というブランド名で運営開始されました。
かなりの高金利&手続きのほとんどがオンラインで完結することから、昨今注目を集めている銀行です。
カナダの信用金融機関として登録されているので、安心して利用できます。
私がTangerineをオススメする理由
圧倒的な金利の良さ
金利とは銀行に一定期間お金を預けることによって後々プラスとなって返ってくるお金の事。利息や利子とも言います。
ちなみに英語では”interest rate”。
まずTangerineの魅力は何と言ってもこの利率の良さ。
実はセービングアカウントの利率は、1.25%!
さらに最初の半年間はなんと3%の利率になります。
(※今回はTangerineの中でもよく使われている”セービングアカウント”を例に出して説明しています。)
これを他の5大銀行のセービングアカウントと比べると以下のようになります。
銀行名 | セービングアカウント名 | 利率 |
TD | High Interest Saving Account | 0.5 |
RBC | Find and Save | 0.5 |
BMO | Smart Saver Accoun | 0.95 |
Scotiabank | Momentum Saving Accoun | 1.05 ★ |
CIBC | Bonus Saving Account | 0.1 |
※ 各社セービングアカウントは数種類用意されていますが、今回はワーホリの人が開きやすい口座をピックアップしました。金利は変動しますのであくまで参考までに。
★をつけたScotiabankが5大銀行の中では高金利ですが、Tangerineには及びません。
例えば、10,000カナダドル(約85万円)を1年口座預けた場合、ざっと計算すると利息の差は以下のようになります。
半年後 | 1年後 | |
Tangerine | 150ドル | 210ドル |
Scotiabank | 52ドル | 105ドル |
1年後にはなんと100ドル以上の差に!
ちなみ余談ですが、日本の定期預金の金利はどんなに高くてもたったの0.2%。ですのでカナダの銀行で貯金をするということは賢い選択なんです。
口座維持費がずっと無料
一般的にカナダの5大銀行は口座維持費がかかります。或いは口座に最低限の金額(少なくとも3,000ドル前後)を入れておかなければいけません。
しかしTangerineなら、口座維持費は一切かからない上、最低預金金額も定められていません。
つまりお金がなくてもすぐに貯金をスタートできるんです。
これは最長1年しか滞在できないワーホリにとってありがたいですよね♪
働き始めの手持ちのカナダドルが少ない頃から貯金を始めることができ、帰国する頃にはたっぷりの利息がもらえるのなら、私ももっと早く口座開設しておけばよかった・・・。
普通口座も開設可能
Tangerineはセービングアカウントに加え、普通口座(Cheque Account)も同時に開く事ができます。
もちろん口座維持費等は無料。
デイビットカード・ATMの利用回数も無制限なのも嬉しいポイント。
(Scotiabank以外のATMは$1/回、カナダATM国外は$2/回)
口座を開設すると、デイビットカードが送られてくるので他の5大銀行と同様キャッシュレスで買い物も可能になります。また小切手(Chequebook)も50枚まで無料でついてきます。
デメリットとその対処方法
高金利で口座維持費無料という素敵な口座ですが、目的によってはデメリットになり得る部分もあるので一応記述しておきます。
支店窓口が少ない
オンラインで簡単に開設できる口座だけに、いざとなったら駆け込める窓口が他の5大銀行と比べると圧倒的に少ないのが難点。
各都市に1~2か所、”Tangerine Cafe”というサポート窓口が設けられていますが、基本的にはチャットか電話でサポートを受けられてます。(電話番号:+1 888 826 4374)
オンラインや電話だけで問題ない人もいると思いますが、ここは人によって分かれるところ。
ちなみに現金の出入金はScotia BankのATMからできるのでそこまで困らないと思います。
※3と4は送金元のアカウントプランによって手数料が発生する場合あり。しかしこれらの作業も比較的簡単に行えるのがTangerineの魅力です。
オンライン決済ができない場合が多い
普通口座(Chequing Account)のデビットカードの裏面にはセキュリティコードがありません。したがって店頭での決済は問題なくできてもオンライン決済はできない場合が多いです。
ワーホリで滞在していると、携帯代の支払いや航空券の購入等、オンライン上の決済をするシーンがあると思います。
この場合のために、5大銀行のアカウントは残しておいたほうがいいでしょう。
私はTDの一番手数料が安いプランをインターネット決済用に残し、Tangerineを貯金&普段使い用に分けています。
為替の変動に注意
日本の口座よりも圧倒的に金利が良いことから、帰国後もカナダの銀行でお金を増やしていきたい人も多いと思います。私もその一人。
しかし、この場合は為替の変動は頻繁にチェックしたほうが良いでしょう。
将来的に日本円に戻す場合、タイミングによっては損をしてしまう可能性があるので注意が必要です。
カナダのIDなしでは開設できない
口座を開設する際、カナダの身分証明書が必要になります。
ワーホリの人が所持できる身分証明書だと、
カナダの運転免許証 或いは フォトID
のいずれかになります。
作成に1か月近くかかるので、口座を開きたい場合はあらかじめ早めに作っておきましょう。
※日本のパスポートや国際運転免許証は使えないのでご注意ください。
デメリットについては以上です。
使い方によってはそこまで気にならなず、得られるメリットのほうが多いので私は開設しました。
キャンペーンがアツすぎる
Tangerineは頻繁にキャンペーンをやっているので、口座開設する際は是非キャンペーンを利用するとお得です。
最初の半年間が利率3パーセント(通常の2倍の利率)。
紹介者コード入力で50ドルゲット
【紹介者コード】54696312S1
口座開設後には自分にも紹介者コードが与えられるので、Tangerineを知り合いに紹介すれば相手と自分それぞれの口座に50ドルずつ入ります♪
私の周りではこの方法でお金を増やしている人がいて賢いな~と思いました。
まとめ
長くなりましたが、要点を完結にまとめると以下のようになります。
- オンラインで簡単に開設可。
- 他行のアカウントからの自動振り込みが手軽にできる。
- 口座維持費等の手数料はずっと無料。
- 最低預金金額は必要なし。
- 普通口座も開設可能。
- キャンペーンを利用すれば半年3%の利息+50ドルがもらえる。
- 支店が少ない。現金出入金はScotiaBankのATMから可。
- オンライン決済に使えない場合が多いので、5大銀行との併用を推奨。
- 開設時にカナダの運転免許orフォトIDが必要。
以上を比較してみても、やはりTangerineは日本人の私たちから見たら魅力的な銀行です。
ワーホリが終了してからは開くことができないので、開設するなら早めがオススメです。頑張ってカナダで稼いだお金を、せっかくなら賢く運用して増やしていきたいですよね♪
実際に口座を開設する方法は、以下の記事を参考にして下さい。