【アメリカ横断#14日目 前編】 ルート66の町セリグマンで古き良きアメリカを感じる

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この日は大移動しながらルート66を観光するビッグデイ。セドナから今日の最初の目的地セリグマン間の適当な駐車場で停泊して、朝はすぐに出発しました。

 

ルート66観光には外せないセリグマン

「ルート66」は聞き慣れているけど、セリグマンという地名はなかなか耳にしないのでは?

Nanako
私もこの旅を企画するまでは知りませんでした

セリグマンは一言で言うと、ルート66の魅力が詰まった小さな町。

このセリグマンの魅力を伝える前に、ルート66の歴史にちょっとだけご紹介。

 

ルート66の歴史

アメリカ8州(距離で言うと3,755km)を通過するルート66は、1926年から59年間アメリカの産業や経済を支える「マザーロード」として栄えたそうです。

この59年は日本でいう「昭和のはじまりからほぼ終わりまで」。こう考えると、日本人からしても歴史深い道に感じませんか?

そんな歴史的な道も、アリゾナ州間高速道路40号線ができたことで役目を終えます。

廃止された道路なのに、何でこんなに有名になったの?

Nanako
今日の目的地「セリグマン」に住んでいた”ある人”のおかげなんだって

 

ルート66を復活させた町 セリグマン

ラスベガスとグランドキャニオンの間に位置しているセリグマンは、ルート66の重要な拠点として栄えていました。(サンタフェ鉄道も通っていて、物流が盛んだったそうです。)

ルート66の名前が地図から消えた頃、セリグマンで理髪店を営むエンジェルさんという人が、「ルート66をこのまま無くしてはならない!」とルート66の保存をアリゾナ州議会へ呼びかけます。
その後エンジェルさんの奮闘が実り、ルート66は「Histric Route 66」として今日まで多くの旅人を魅了する道となりました。

それでは、そんなセリグマンの町へ行ってみましょう♪

 

小さいのにギュッと魅力が詰まったセリグマン

セリグマンに着いたどー!!

【アメリカ横断#14日目 前編】 ルート66の町セリグマンで古き良きアメリカを感じる

地図を確認する必要がないくらい、もうそこがセリグマン中心地だと分かります。独特な雰囲気がありました。

そして、町の至るところにルート66サインが。

【アメリカ横断#14日目 前編】 ルート66の町セリグマンで古き良きアメリカを感じる

 

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さすが、ルート66を復活させた町

 

お土産屋さんになったエンジェルさんの理髪店

ルート66のキーパーソン、エンジェルさんの理髪店は今、「ルート66ギフトショップ&ビジターセンター」になっていました。

【アメリカ横断#14日目 前編】 ルート66の町セリグマンで古き良きアメリカを感じる

かわいい…!

店内のお土産品は見ているだけでもワクワクしました。ベタかもしれないけど、ルート66グッズの品揃えはここで間違いない!

【アメリカ横断#14日目 前編】 ルート66の町セリグマンで古き良きアメリカを感じる

お店の前にはエンジェルさんの等身大のパネルが!優しそうなおじいさんですね。
それにしても等身大パネルになるなんて、やはりかなり有名人のようです!

 

【ルート66ギフトショップ&ビジターセンター】

  • 住所:22265 W Historic Rte 66, Seligman, AZ 86337 アメリカ合衆国
  • TEL:+19284223352
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 公式サイト:http://www.route66giftshop.com/

 

 

エンジェルさんのお兄さんのお店はSnow Capのハンバーガー屋さん

ドライバーでルート66が賑わった第二次世界大戦後から、片手で手頃に食べられるハンバーガーが流行ったのだそう。その頃から続く老舗、Snow Capのハンバーガー屋さんはエンジェルさんのお兄さんのお店。

 

Nanako
今回は食べられなかったけど、ハンバーガーはボリューム満点で美味しそうでした!

 

【Delgadillo’s Snow Cap】

  • 住所:301 AZ-66, Seligman, AZ 86337 アメリカ合衆国
  • TEL:+19284223291
  • 営業時間:11:00〜17:00

 

 

映画『カーズ』の世界

【アメリカ横断#14日目 前編】 ルート66の町セリグマンで古き良きアメリカを感じる

セリグマンの町のいたるところには、カラフルなクラッシックカーが展示されていました。

 

【アメリカ横断#14日目 前編】 ルート66の町セリグマンで古き良きアメリカを感じる

廃車になったクラシックカーを、お客さんの目を引くために店頭に展示したのがはじまりだそうです。

 

【アメリカ横断#14日目 前編】 ルート66の町セリグマンで古き良きアメリカを感じる

そんなセリグマンにディズニー映画「カーズ」の制作陣が訪れ、ここをモデルの町としたのだとか。

 

【アメリカ横断#14日目 前編】 ルート66の町セリグマンで古き良きアメリカを感じる

ハンバーガー屋さん Snow Capの横にもたくさんのクラシックカーが♡

 

【アメリカ横断#14日目 前編】 ルート66の町セリグマンで古き良きアメリカを感じる 【アメリカ横断#14日目 前編】 ルート66の町セリグマンで古き良きアメリカを感じる

どれもイケイケです。

 

【アメリカ横断#14日目 前編】 ルート66の町セリグマンで古き良きアメリカを感じる

カーズのパネルも展示されていました。

 

 

50〜60年代の古き良きアメリカ

西部開拓時代の古き良き時代のアメリカ文化。セリグマンで触れることができました。

科学の進歩によってかつての輝きを失い、そのまま廃墟となってしまう町もあれば、
セリグマンのようにかつての輝きに触れられる町に生まれ変わる場所もあるんだなぁ〜とじわじわ感じたのでした。

 

【アメリカ横断#14日目 前編】 ルート66の町セリグマンで古き良きアメリカを感じる

アメリカって歴史が浅いイメージだったけど、浅い歴史の中には奥深いストーリーがある。その一つがセリグマン。

 

Nanako
ラスベガスとグランドキャオンの中間にセリグマンはあるから、グランドキャニオンへの観光と一緒に行ってみてはいかがでしょうか?

 

この後はルート66の路面サインを求めて、キングマンを目指します!

 

後編はこちら
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