シドニーから片道5時間かけてキャンベラにやってきた私たち。
この旅一番の目的は、オーストラリアの戦争記念館に行く事。というか、キャンベラ観光といえばココ。
名前は戦争記念館だけど、アボリジニの文化やオーストラリアの地形や芸術なども展示されているので、一日中いても飽きないかも!
前置きはここまでにして、中の様子をご紹介!
【エントランス】
まずは受付で荷物を預けます。
館内に持ち込めるのはカメラや貴重品だけ。
入場料はなんと無料ですが、入ってすぐに大きな募金箱あり。
募金なので任意ですが、ほとんど全員募金していきました。
【1階】
入り口からすぐのところに、何やらハイテクなものが。
スマホを置けるようになっていて、木になるカテゴリーにスマホをかざすと、それに関する説明文と音声がスマホ画面に流れます!凄い!
当時は今ほど英語を理解できなかったのですが、この機能で遊んでいました。
〜中略します〜
【第二次世界対戦エリア】
日本人として一番興味深いエリアにきました。
気のせいだと思うけど重い空気。
そうだよね。
だって、日本がオーストラリアに直接攻撃を仕掛けた唯一の国だもの(><)
(恥ずかしい話ですが、私、オーストラリアに来る前までは、オーストラリアは戦争とは無縁な国だとばかり思っていました。もっと言うと、日本と戦っていたなんて知りませんでした(><))
オーストラリアの北部、ダーウィンに上陸した日本人がどのようにしてオーストラリア人を殺戮したのかとか、どんな戦い方をしたのかが生々しく説明されているエリア。
あまり写真を撮る気になれず、少ししか載せられるものがありません。ごめんなさい。
中には戦後日本から押収した日本の史料もあり、英語が分からなくても理解できます。
うっかり日本語で口に出して読みそうになりハッとしました。
それくらい周りにいるオーストラリアに申し訳ない気持ちになります(><)
ここを訪れる人たちのために、内容は詳しく書きません。
代わりに感想を書かせて下さい。
正直私はここに来れて良かった!
だってこんなの、日本にいたら知れないことばかりだったから。
ポジティブな言い方はこの場に似合わないかもしれないけど、はじめての発見だらけでした。
私がいた中学高校は割と平和学習に力を入れていて、修学旅行では沖縄や長崎で戦争体験を聞いたり、日本軍がアジアでどんな事をしたのか映画をみたり、、、戦争を振り返る機会を多く与えられていました。
それでも、やっぱり日本にいるだけでは知らない事ばかりだったなって思う。戦争とか平和を語るには、日本には情報が少なすぎる。
読書感想文も、平和を訴える映画もいいけど、史実もちゃんと知らないとそれらが勿体無い。
これをきっかけに近代史に興味が湧いた私は、ひとつの歴史本を購入しました。(この本については、長くなるのでまた次回書かせて下さい。)
戦争記念館。
今は当時よりも英語が読めるから、もう一度行ったらもっと分かることがあるかもしれない。
もう一度シドニーに行くことがあれば、また行きたいな!
この日、戦争記念館を後にした私達は旧国会議事堂周辺を散歩し、帰宅。
長いようであっという間だったキャンベラ旅行でした!