オーストラリアワーホリでシドニーに滞在していた時の事。
シェアハウスを退去する際、クラシファイドで自分の代わりに住んでくれる人を募集しました。
結果すぐに代わりの住人を見つけることができたので、その体験をシェアしていきたいと思います
代わりのシェアメイトを自分で探す事になった経緯
オーストラリア最初の一カ月はシドニーのシェアハウスに滞在していました。
有給ホテルインターンシップに申し込んでおり、その派遣先(オーストラリアのどの地域かは分からない)が確定するまでの間だけ住むつもりでした。
通常2週間~2か月で派遣先が決まると言われていたので、あまり長くは住めないこと前提にシェアハウスを探した結果、立地も眺めも抜群で格安のシェアハウスに住めることに。
そして住み始めて10日経った頃、突然に西オーストラリア州への移動が決まりました。しかも移動日はASAPで5日後!
ミニマムステイは2週間のシェアハウスに住んでいたものの、退去は2週間前notice。
つまり「あと5日後に出ます。」はルール違反。この場合入居時に支払ったボンド(敷金のようなもの)は返ってきません。ボンドは2週間分の家賃270ドル。
当時の私にとって270ドルは大きい!そこでオーナーのダニーに相談すると、私の事情を察してある提案をしてくれました。
「退去までの5日間で代わりの住人が見つかればボンドは返せるよ。」
なんと・・・!!
確かに2週間noticeの期間は代わりの住人を探すための期間。仮にこの期間を破られても代わりに住む人が見つかればオーナーとしては損がない訳です。
なので5日間、私は全力で後継ぎ探しをすることになったのです。
オーストラリアのクラシファイド
オーストラリアにはクラシファイドという生活情報サイトがいくつかあります。
これらのサイトを使って、仕事やシェアルームを探したり、募集をかけることができます。
Gumtreeにはオーナーが投稿してくれることになったので、
私はCheersとJams.TVへ募集をかけることにしました。
シェアメイトを募集する時に気を付けたこと
まずCheersとJamsTVに会員登録をします。ここまでは簡単。
その後は以下の事を必ず明記します。
- レントやボンド。
- ミニマムステイ。
- 立地(何駅から何分か、何通り沿いか等)
- 何人部屋か
- ネット環境の有無
- 洗濯機の有無
- 性別
- いつから住めるか
私の物件は、上記の内容に加え、
- ダーリングハーバーの花火をベランダから観れること
- ジムとプール付き
- セキュリティロックつき
と記載しました。
↑毎週末ベランダから眺めた花火。
また、国籍は日本人オンリーでしたが、それについては敢えて載せていませんでした。(問い合わせ時に聞かれたら答えます)
理由は、
- たまたまその時が日本人だけだった
- 日本人環境と書くだけでインスペクションへ結びつく確率が減る
からです。
私自身もはじめは非日本人環境の住居を探していた頃は、「日本人のみ」と書かれた物件はリストから外していました。
ところが日本人環境と知らずインスペクションしたら、そこが一番良い物件だったという経験があります。インスペをした上で色々天秤にかけた結果、日本語環境でも良い条件の物件に住むかどうか決めればよいのです。
つまり門戸を広く開けておく作戦です。
こういった作戦が功を奏し、投稿後翌日に問い合わせがきました。
インスペ希望者とのやりとり
私の電話番号を投稿時に記載したのでSMSにメッセージが入っていました。
「インスペクションをしたいが、その前に部屋の内観の写真をもっと送ってほしい。」という内容。
投稿時クラシファイドサイトに写真を投稿することができますが、枚数が限られているのですべての部屋の写真を載せることは難しいです。
私はキッチンやトイレ、お風呂やベッドルーム等をできるだけ詳しく撮って返信しました。
特に私の物件のように好条件で安い物件だと怪しまれるので(私も入る前はかなり警戒した)、とにかく信用してもらえるように伝えられることはすべて伝えました。
※今思い返すと、オーナー夫婦がマスタールームに住んでいたので家賃が安かったのかなと思います。
インスペクション当日
見学者さんにはマンションビルの前まで来てもらってから部屋番号を教えます。(防犯のため)
その後玄関先までは私が案内し、部屋に入ってからはオーナーが英語で説明。
水回りも部屋もキレイな物なので物件的に全く問題はなし。ただ安い家賃がひっかかり警戒している様子でした。(見学者の女性は私より英語ができる人で海外慣れしてそうな人)
たまたまリビングでお話する時間があったので、
- ミニマムノーティスを割って退去することになった過程
- もし代わりの入居者が見つかればボンドが返金されるので探している
ということを正直に話してみると、オーナーの寛容さを分かってくれたのか信頼してもらい、その場で入居を即決してくれました。
こうして、250ドルのボンドは退去時に無事受け取ることができました!
まとめ
はじめての土地ではじめてのシェアメイト募集。ハードルが高く聞こえますが、5日以内に住んでくれる人を見つけることができました。
私の物件の場合、好条件だったので入居者も見つかりやすかったかもしれません。オーナーも「このシェアルームは条件良いから5日あれば見つかるよ。」って言ってくれたけど本当でした。
ただどんな部屋であっても、自分自身がその部屋を選んだように新しく住んでくれる人はいると思います。
自分が家探しをしていた時の気持ちを思い出せばでそこまで難しいことではないはず。
すぐに現在のシェアハウスの退去を考えている方、ミニマムノーティスを割ってしまってもこの方法でボンドが返ってくることがあるので是非オーナーと相談してみて下さい。